2015.05.19

受け継ぐ着物物語

先日、祖母のお見舞いに行ってきましたが、

「半襟代襟の取り外しなれてきたよー」
と報告すると、

「がんばってるんだなぁ、あれだったら1時間で5枚くらいできるなぁ」

と笑顔で返答する祖母。

孫はまだ1時間で1枚。
「あー肩こる」
「あー目いた」
「あー首がまわらんくなる」

弱音はく時間のが長い。

そんなある日、
叔母や母がもう派手になって着れなくなった訪問着と飛び柄小紋と帯を受け継ぎました!

まずこちら、叔母から受け継いだ

飛び柄小紋。
小柄な叔母の小紋は私によく似合うだろうと頂きました。
まだ寸法直しが必要ですが、
「着せて着せて!」と
やかましく娘が言うもんだから
仕事の邪魔すんなよ、と言わんばかりの顔をしながらも母が羽織らせてくれました。

早く寸法直ししたこの小紋を
ちゃんと着付けして、着たいです。

そしてこちらが、


母から受け継いだ訪問着


袋帯。

少し私の体型には重くなるかな?
とのことでしたが
とりあえず持っておきたくて
「ほしい!ほしい!」と欲しいの一点張り。

母や叔母が私くらいのときから
着始めた着物たちをもらうと、
新しい着物を買ったときとはまた違う感覚で、
『大切に着よう』という気持ちになります。

只今叔母が嫁入り道具で持っていったというピンクの付け下げ訪問着を狙っております。( ´,_ゝ`)

近い将来、
この着物たちを着てる自分を想像して
ニヤニヤが止まらない
娘なのでありました。

豊岡市庄境211-1

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