蒔糊物語

11月下旬に行う展示会のため、
京都へ蒔糊のお勉強に行って参りました!

友禅の技法の一つである蒔糊。

人間国宝森口華弘先生のお弟子さんである
伊藤英美先生のご自宅へ!

緊張の面持ちのなか、いざ、出陣!

ここです。みなさん。
職人さんのお部屋。


こちら蒔糊に使用される砂状の糊。

気が遠くなるほどの丁寧な手作業。

いよいよ私も実践!!

緊張。

先生から、「才能ある!上手です!」

とおだてられ、

笑みがこぼれて仕方ないの図。

これに色を染めて頂き蒔糊完成!
(簡単そうに言いますが、職人さんレベルだともちろん許されない完成度)

先生がつくられた蒔糊の着物を見せて頂きました!


娘様にとつくられた訪問着。

この細かな丁寧な作業、伝わりますでしょうか?

「羽織られますか?」と言っていただき、
『図々しさすごいぞ私、やめておきなさい』とは一応思ったのですが、

すぐ羽織る。

ほらもう嬉しそう。

こちら振袖!

なんて贅沢な振袖なんだ(;_;)

呉服屋の娘で良かったと思うこと
多々ありますが、
こんな目の保養をさせていただき、
また未知な体験をさせていただける
この環境に、ただただ感謝であります。

11月下旬、
実際に伊藤先生にお越しいただき、
蒔糊のふくさを作る、
蒔糊体験を考えております!

どうぞ、二度と体験することはできないであろう蒔糊体験。お気軽な気持ちでお越しくださいませ(^^)ただし、先生より上手にしないこと。というのが伊藤先生との約束です。

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